臓器に影響を与える高血圧と高コレステロール

高血圧は血管への負担が大きい病気です。その原因はストレスや塩分の取りすぎなど諸説ありますが、断定できる原因がわかっている患者は多くなく、複数の原因が絡み起こる病気です。高血圧と診断された場合には軽度の場合は食事の塩分制限と運動で改善を試みます。しかし、中等度、重度の場合は内服薬が処方されます。この内服薬は高血圧の改善がみられない場合は継続して服用する必要があります。改善された場合は服薬を中止して病状を観察します。一方高コレステロールの場合は血液中のコレステロール値が高い病気です。コレステロールは血管の内壁に付着し、血液の流れが悪くなります。その事が原因で血管が詰まり心筋梗塞や脳梗塞という生死に関わる重大な病気を引き起こします。この2つの病気が単独で起こる場合にも心臓や腎臓などの臓器に影響を与え臓器の機能が悪くなる事があります。高血圧と高コレステロールが同時に起こる場合、更に重篤な病気の原因になります。同時に起こった場合には動脈壁が固くなる動脈硬化という病気が起こる確率が高くなります。そして、動脈硬化が起きた場合には動脈が弱くなり傷つき、結果的に一番大きな動脈に大動脈解離という緊急手術が必要な病気を起こす可能性が非常に高くなります。この2つの病気を持っている場合は体内の臓器、特に血管壁が傷つきます。重度の高血圧とコレステロール値の場合は速やかに正常値まで下げる必要があります。動脈硬化は血管ばかりではなく、血管がたくさん集まっている腎臓や肝臓などの臓器にも影響が大きい病気です。日頃からの運動や和食中心の食事メニューを心がけて服薬前もなるべく正常値内、服薬後も節制をして重症にならないよう日常生活を送る必要がある病気です。